2022.07.13 Zoomウェビナーとは?Zoomミーティングとの違いや料金を解説します!
コロナ禍において、会議やセミナーなどのオンライン化が加速度的に進みました。
最近では商談や面接、研修などもオンラインで実施することが増えています。いままで対面で行っていたものをオンライン化することで得られる恩恵は複数ありますが、特にセミナーのオンライン化はコストの削減や集客のしやすさでより利益が得やすいと言われています。
今回は、セミナーのオンライン化を検討している方にむけて、ウェビナー配信ツールのひとつである「Zoomウェビナー」についてご紹介します。
ウェビナーとは
ウェビナーとは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を掛け合わせた造語であり、インターネットを利用してオンラインで配信するセミナーのことです。オンラインセミナーやウェブセミナーと呼ばれることもあります。
ウェビナーは、いままでのオフラインのセミナーでかかっていた会場の確保や講演者の交通費などの金銭的コスト、会場設営や講演者・参加者の移動時間などの時間的コストを大幅に削減することができます。
自社サービスの使い方やノウハウを教えるセミナーや社内イベント、説明会、講演会などさまざまな目的で使われています。
ウェビナーの種類
ウェビナーには、大きく分けて2つの種類があります。
ライブ配信
セミナーをリアルタイムで配信する方法です。講演者と参加者の質疑応答ができたり、チャットなどで参加者同士がコミュニケーションを取ることができます。
オフラインで行っていたセミナーをオンラインに置き換えたものと言えるでしょう。
オンデマンド配信
事前に収録したセミナー動画を配信する方法です。ライブ配信のように決まった時間に配信するものではないので、視聴者の都合の付くときにいつでもセミナー動画を見ることができる利点があります。質疑応答などができないというデメリットはありますが、事前に質問などを集めることで解消できるでしょう。
また、リアルタイムで行ったセミナーを録画しておき、オンデマンド配信することもできます。
ウェビナーのメリット
対面で行っていたセミナーをオンライン化することで得られるメリットは複数ありますが、その中でも代表的なものをご紹介します。
集客のしやすさ
オフラインのセミナーでは、参加者が来場する必要があります。遠方に住んでいる場合は参加したい意思があったとしても、交通費や時間的な理由で諦めることが多くありました。
オンラインであれば、スマホやPCがあればだれでもどこからでも参加できることから、住んでいる場所に関わらず集客をすることができます。
また、会場の収容人数の関係で集客人数の上限が決まってしまうセミナーと違い、ウェビナーでは上限人数がほとんどありません。(使用ツールや契約プランによりますが…)
会場費や交通費のコストカットができる
セミナーを開催するとなると、まずは会場の確保が必要になります。大規模なセミナー会場をレンタルするとなるとかなりの価格が掛かりますし、遠方からの講演者を呼ぶ場合は、交通費や宿泊費などの費用が発生します。
オンラインであれば、配信も視聴もどこからでもできるため、金銭的コストがカットできます。
好きな時に見返すことができる
オンデマンド配信に限りますが、配信時間に関わらず、視聴者が好きなタイミングで見ることができます。時間の制限がないため、視聴回数が増えやすい傾向にあります。
リアルタイムで配信した後に、アーカイブとして動画を残しておき、見逃してしまった人も見れるようにする方法がおすすめです。
Zoomウェビナーの特徴とZoomミーティングとの違い
ウェビナーツールには、Youtube LiveやMicrosoft Teamsなどさまざまなツールがありますが、今回はWeb会議ツールとして有名なZoomのウェビナーツールである「Zoomウェビナー」についてご紹介します。
Zoomミーティングは基本無料で利用できますが、Zoomウェビナーを利用するには有料ライセンスが必要です。ウェビナー参加者の受け入れ人数によって金額が異なりますので、開催するウェビナーの規模によってプランを選択しましょう。
参加者は無料のZoomアカウントがあれば視聴することができます。
Zoomミーティングとウェビナーの価格以外の大きな差を以下にまとめました。
Zoomミーティング
- 参加者全員が発言、ビデオ画面の共有ができる
- 無料ライセンスで最大100人参加可能
- 参加者リストを全員が見ることができる
Zoomウェビナー
- ホストとパネリストのみ発言、ビデオ画面の共有ができる
- ライセンスに応じて500〜50,000名の参加が可能
- 参加者リストはホストとパネリストのみ見ることができる
- Q&A機能で質疑応答が可能
Zoomウェビナーは、Zoomミーティングに比べてウェビナー向けの機能が実装されており、講演者が参加者に向けて発信するシーンに向いています。
Q&A機能やチャットでの質疑応答ができますし、ホストが参加者を選択してミュートを解除することも可能なので、講演者と参加者のコミュニケーションも可能です。
Zoomミーティングでも小規模のウェビナー開催は可能ですが、参加者も自由に発言できてしまうため、あまり向いてはいません。
さいごに
セミナーのオンライン化が進み、今ではさまざまな企業がウェビナーを開催しています。また、企業だけでなく個人開催のウェビナーも増加しており、これからも増え続けていくでしょう。
今後もオンライン化の流れが加速していくと予想されますので、まだウェビナーを開催したことがない方もぜひこのタイミングでオンライン化してみてはいかがでしょうか?
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