2017.06.02 読書のススメ(本屋大賞編)
こんにちは、BasisPoint受付担当です。
皆さん最近、本読まれてますか?
私はなかなか次の一冊に巡り合えず読めていません…
ですが、これからの季節は梅雨。
雨で憂鬱なお休みの日・出勤のひととき・BasisPointご来店のお供に一冊いかがですか?
本日は先月発表された、本屋大賞に選ばれた上位三作からご紹介します。
1位『蜜蜂と遠雷』 恩田陸(著) 幻冬舎
‘‘俺はまだ、神に愛されているだろうか?’’
「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」
というジンクスをもつピアノコンクールが舞台。
数多の天才たちが繰り広げる競争の中、四人の演奏者に焦点が当てられます。
読んでみた方の感想を見てみると、
圧倒される・感動した・クラシックをあまり知らないが楽しく読んだ・
楽器を演奏する気持ちを思い出した・音楽を聴く以上に演奏を楽しめると思わなかった…
などと言った言葉が並びます。
恩田陸さんの作品の魅力である表現力がいかんなく発揮された作品であり、
言葉選びが洗練されていて読みやすいとの評価も。
ちなみに、昨年度下半期の直木賞も受賞した作品です。
2位『みかづき』 森絵都(著) 集英社
‘‘「私、学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在になると思うんです」’’
昭和から平成にかけての激動の塾業界を舞台に、三代にわたる大島家の奮闘を描いた物語。
評論家の北上次郎さんは、この小説にはすべてがあると言いました。
まず塾業界を舞台とした中で教育とは何かと言うテーマ。
塾を経営する夫婦の問題や経営上の問題が起こり、教育というテーマにも密接に関わると。
こちらも、読んでみた感想を見てみると
圧倒された・怒涛の話だった・その時代ごとの「教育」への在り方を考えさせられた・
この本に出てくる人に勉強を教わりたかった・絶妙なタイトル!…などなど。
集英社の特設サイトも見応えがあり北上次郎さんとの対談も載っていますので、
気になったらまずはそちらを見てみるのもありかもしれません。
個人的にはこの著者さんの書いた、ひねくれた男子中学生が主人公の『カラフル』が好きです。
3位『罪の声』 塩田武士(著) 講談社
‘‘これは、自分の声だ’’
この作品は実際に起きた昭和の未解決事件「グリコ・森永事件」をベースに練られた、
フィクションの未解決事件「ギン萬事件」の31年後から始まります。
著者は、グリコ・森永事件の恐喝テープの声に使われた「子ども」に焦点を当て、
圧倒的な取材と着想で描かれた渾身の長編小説となっています。
こちらを読んだ人の感想は、
だんだんとのめり込む・夢中になって読んだ・詳細なリアル感がある・説得力があった
豊かな発想と深い取材力が傑作を生みだした…など。
他二冊と比べると圧倒的に分厚く、中々手が進まないかも知れません。
ただ著者が元新聞記者ならではの鋭い文章、実際の事件のスピード感も味わえる作品です。
それに当時の事件を知っている世代の人なら尚楽しめる作品なのでは?と思います。
気になる作品がありましたらまずはネットであらすじをチェック!
お財布との相談が終わり次第ぜひお読みください。雨の日は本屋さん空いてますよ。
本屋さんや図書館で本を手に入れましたら、そのままBasisPointで読書と洒落こみましょう。
終日料金は2,160円(税込)。5時間いても、10時間いても、
閉店までこのお値段でご利用出来ます(入退場・ご飲食は自由!)。
▲何冊も持ち込んで一日中読書するのはいかが?
昨年末まで本屋でレジを打っていた身としては、みかづき>罪の声≧蜜蜂と遠雷の順に売れていたイメージ
(※店舗の推しによる)がありますので宜しければ参考にしてください。
ちなみに最近読んで私が身震いした作品は『夜葬』(角川ホラー文庫)。
2ちゃんねるの洒落怖がお好きな方は好きな雰囲気の作品になってるかと思います。
そしてしばらくはスマホのナビにびくびくする生活を送れる作品になってますので、良ければ。
***
Basis Pointには商談や打合せ、セミナーやイベントで利用できる
大小さまざまな貸会議室をご用意しております。
また、カフェよりも居心地が良い場所でお仕事をすることもきます。
新橋駅から徒歩10秒!汐留駅から徒歩3分!内幸町駅から徒歩8分!東銀座駅、銀座駅から徒歩10分!
JR 五反田駅 東口より徒歩3分!東急池上線五反田駅より徒歩3分!都営浅草線五反田駅より徒歩3分!
神保町駅A5番出口から徒歩1分!
駅近!電源・Wi-Fi完備の コワーキングスペースBasisPointに是非お越し下さい☆
BasisPointのXで最新情報を配信中!