みなさんこんにちは、BasisPointです！

夏の暑さもなくなり本格的に秋になりましたね。

秋といえば「スポーツの秋」、「芸術の秋」、「食欲の秋」など様々ございますが、中でも今回は読書の秋をテーマに、みなさんへおすすめしたい小説3冊ご紹介いたします！

◯ドリアン助川／「あん」

生きる気力を無くした小さなどら焼き店の店主と、そこにやってきた手の不自由な女性から始まる物語。

生きるということを考えさせられる、深いストーリーですが、雰囲気がそのまま伝わってくる読みやすい文章にどんどん引き込まれていきます。

優しくて切ない、読み終わった後も胸に残る一冊です。

この小説は2015年5月に樹木希林さん、永瀬正敏さんなどの豪華キャストで映画化され、カンヌ国際映画に出品された事でも話題になりました。

◯瀬尾まいこ／「幸福な食卓」

ほんわかとした文章と、胸に沁みるストーリーで人気のある瀬尾まいこさんが、家族について描いた「幸福な食卓」。

タイトルからのイメージを裏切る「父さんは今日で父さんをやめようと思う」という宣言から始まる物語は、少し変わった家族たちを中心に進んでいきます。

痛いほど分かってしまう、主人公の中学生特有の心の葛藤や、ちょっと変だけれど理解してしまうお母さんやお兄ちゃんの気持ち。この変わった家族を通して、家族とはなにかを教えてくれます。

◯よしもとばなな／「イルカ」

よしもとばななさん自身が妊娠、出産の後に書いた「イルカ」。

妊娠を考えていなかった33歳の女性小説家キミコが、妊娠、出産をするまでのストーリーです。

他の作家とはちょっと違う、ばななさん独特の視点で、赤ちゃんが生まれるという事の不思議さ、力強さを教えてくれます。

妊娠、出産の経験をされた女性であれば、特に共感できる部分が多いのではないでしょうか。

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いかがでしたか？

秋になるとだんだん夜が長くなりますので、1人で静かに過ごせる時間も増えます。

静かで過ごしやすい時間が増えれば読書もはかどります。
ご興味がございましたらぜひ今回ご紹介した本を手にとってみてくださいね。

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