プチ海外情報シンガポール版 | コワーキングスペースのベーシスポイント

2018.06.06 プチ海外情報　シンガポール版　　

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Basis Point神保町店　Norikoです。

Baisis Pointで働いて、もう半年以上が経過です。

久々のブログではございますが、今日は、私の最大の強みでもある、海外情報をお届け出来ればと思い、＂海外の就職＆ビザ事情＂シンガポール版を語らせて頂きます。

コワーキングスペースをご利用するお客様で、海外との取引を行っている方、海外へ出張される方も結構いらっしゃるので、少し、視点を変えた情報をお伝え出来ればと思います。

実は私、シンガポールで2008年から数年間働いておりました。

某日系の商社ですが、よくありがちな現地と日本の架け橋的なお仕事です。

半英語+半日本語ではありますが、ここで培った経験は今後の私の人生に大きな意味合いをつけてくれました。
（必ずしも良かった事ばかりではなく、前途多難ではありましたが…。苦笑）

という事で、海外のコワーキング事情ではなく、海外のワーキングビザの取得（就労ビザ）について、最新情報をお送り出来ればと思います。（出所はその辺のネットの情報ではございませんのであしからず…！）

というのも、コワーキングをご利用しているお客様と何気なく話しをしている中で、シンガポールの雇用や、VISAに関しての情報が錯綜しており、噂と現実は違うのだと改めて分かったからです。

シンガポールへ行くと、働ける！！！！ビザはそれほど難しくもなく下りる、　との噂が…..。
以前はものすごーく簡単に働けたらしいです。いつの時代なのかしらとしらばくれる私でございます。

とにかく、ワーキングビザに関して、かなりいい加減な情報が出回り、誰それが書いたブログとか、人から聞いた話とか、せっかく渡星（シンガポールへ行くこと）したのに無駄足を踏むなんて事にもなり兼ねますので、ここでちょっとシンガポールあれこれ講座といきましょう。

現在、日系企業の人事で頭を悩ませている事とは、“ビザがおりない”という現状だそうです。駐在員であっても…。そして、ビザの発給条件が厳しく、つまり、破格のお金（給料が必要であるのだそうです。）

雇用するにあたり、候補者となる人材を査定する要素の一つ「学歴」が比重を占めており、その管轄は人材開発省（Ministry of　Manpower：MOM）であり、いわば、学校のランクをつけているのですが、その詳細は明らかにされておりません。

学校のランクですが、低くなればなるほど、給料額が大きくなり、また、社会人経験数も加算されて査定されるそうで、その査定はその候補者によって変わるため一概にも言えないにせよ、学校出たばかりの学生にビザがおりるわけもなく（非常に難しいです）そして社会人年数があったとしても、その年齢によっては馬鹿高い給料を提示しないとビザが下りないという実状だそうです。

という事で、私の友人がシンガポールから帰ってきました。

会社がそんなに給料払えないという、通達が出たそうです。会社が出せる給料と、人材開発省が認可するであろう、給料提示額が合わなかった！
そう、もっとお金を出さないと、この人物はシンガポールで働くなという事で、日本へ帰国せざるを得なかったとの事です。

ちなみに、その友人は以前に、オーストラリアでも働いていた友人であり（ワーキングホリデービザではないよ！）2008年からシンガポールで働いていた女性で、苦難とワインと共にシンガポールで過ごし、時には恋愛話、そして転職の相談をしあった、云わば時代の戦友でもあります。