2023.11.24 座る位置を制する者はビジネスを制す!商談や面談を成功に導く座り方と場所とは?
みなさんは打ち合わせやミーティングで席につくとき、相手との位置関係を意識したことはありますか?
一般的な座り方としては「正面、90度、隣同士」がありますが、それぞれ相手に与える印象が異なると言われています!
正面は上司・部下の話し合いなど緊張感ある場面で
机を挟んで正面で向かい合う座り方は、圧迫感や緊張感が生まれやすいと言われています。これはスティンザー効果と言って、アメリカの心理学者スティンザーが行った実験において提唱されたものです。
そのため、相手に過度の緊張を与えたくない場合、例えば気楽な面接の場面や、初めて会うビジネスパートナーとは、真向かいに座らないようにするのがいいかもしれません。
逆に、適度な緊張感を持って臨みたい場面、例えば会社の部下へちょっと厳しめの話をするときなどは、あえて正面に座ると空気が引き締まるかもしれませんね。
広い座席では斜めに座るのもアリ
スティンザー効果の応用として、「斜めに座る」と緊張感が少し和らげることができます。気楽に話したい場面では、広いソファ席などを選んで少し斜めに座ってみてはいかがでしょうか。
90度の位置はリラックスして話せる
次に紹介するのは「90度法」と呼ばれる座り方です。相手と90度、またはハの字型で座る座り方で、お互いがオープンになりやすく、リラックスした話し合いを行うには最適だといわれています。
共通の目標のあるクライアントとの打ち合わせに
正面に座る場合と異なり、常に相手を見ているのではなく「お互い共通のものを見ている」状態になり、身体的距離も適度に縮まることから、リラックスして緊張感を持たずに話し合いができます。
これから一緒にビジネスをしたり、共通の目的や目標のあるパートナーやクライアントとの話し合いの際に活用できそうですね!
90度法はカウンセリングの現場においても、話し手の負担の少ない座り方として使われることも多いそうです。
隣同士は親密度をさらに高める!
隣同士で座る方法は、同じ方向を向き、身体的距離もぐっと縮まります。お互い「共通の夢」を見ている状態とも言われ、とても親密になれる座り方だといえます。
でも現実的には、初対面やビジネスの相手といきなり隣同士はちょっと難しいですよね…。
パーソナルスペースを意識し、広い座席で距離感を
また、女性と男性では、相手との距離感や位置関係に対しての感じ方が異なるといった研究もあります。
他人に入ってこられると不快感や警戒心を抱いてしまう「パーソナルスペース」は、男性は前後に長く、女性はほぼ円形をしていると言われています。
4, 5人で打ち合わせやミーティングをする場合でも、隣同士で一定の距離をとれるよう、広めのソファやベンチの席を活用できるといいですね!
また、「共通の夢」を見ている気心の知れたビジネスパートナーと話すときは、たまには横並びで話すといつもと違う話題が出てくるかもしれませんよ。
BasisPointで自由自在な座り方!
コワーキングスペースBasisPointでは、様々なシチュエーションに対応できるよう、オープンスペースのソファ席、対面や斜めに座ることのできるBOX席(半個室)など、様々な種類のお席を用意しています。
また、五反田店・神保町店のBOX席には、可動式の小さなイスがついているので、少し人数が多い場合にも対応、90度の座り方をすることもできますね。
五反田店のBOX席は革張りで上質な雰囲気です
神保町店のBOX席は少しカジュアルな雰囲気です
<参考・参照サイト>
「交渉の成否は、座る “場所” で決まる? スティンザー効果を意識した距離の取り方」( STUDY HACKER、2016/08/15)
「会議を有利に進める「スティンザー効果」とは?|ビジネスに使える心理学③」(オンスク.JP、2020/04/11)
「人への対応:コーチングを知る – 認定エグゼクティブ・コーチ養成講座」
(認定エグゼクティブ・コーチ養成講座、2019/11/03)
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